奄美大島二泊三日周遊記

 

2018年2月26日〜27日

 

 

2018年2月26日から28日まで、奥さん同伴で奄美大島に行って来ました。

写真撮影のお仕事半分、観光半分だったのですが、比較的お天気にも恵まれ、奄美を満喫することができました。

沢山撮って来た写真を、日毎にご紹介します。

写真はCanon EOS 6D MarkIIで、レンズはCanon 24-105mmF/4L IS II USMです。 ただし、食べ物の写真、飛行機の中からの写真はiPhoneです。

奄美の魅力をご堪能ください。

 

 

2018年2月26日

 

 

▼ 羽田空港 〜 奄美空港

 

この日は快晴とはいかず、寒い日でした。

余裕を持って空港に着き(我が家の近くから羽田まで空港バスが走っているのです)、のんびり飛行場を見物できました。

のんびりしすぎて豪華な昼食の予定が、立ち食い蕎麦になったけど(笑)。

飛行機は遅れることもなく、昼過ぎに出発しました。

 

いつ見ても空港・飛行機は迫力があっていいですね。

 

 

これから暖かい南国・奄美に行けるのでご機嫌な奥様です。

 

 

行きの飛行機から。

綺麗な富士山が見えました。

それにしても奄美行きの飛行機が満席とは思いませんでした、観光時期じゃないのに。 

 

 

▼ 奄美空港 〜 ビッグマリン奄美 〜 奄美サンファーム

 

2時間ほどのフライトで奄美空港に到着、風は少し強かったけど南国の暖かさです。

前日まで雨模様だったそうで、ラッキーなスタートです。

 

レンタカーでホテル(ビッグマリン奄美)に向かい(空港から車で30分くらい)、すぐに、今回の旅の目的である奄美サンファームに向かいます。

タンカンの生産・販売を行なっている戸田さんの畑です。

奄美サンファームの生産責任者である戸田さんに先導してもらい、山頂のタンカン畑に向かいますが、行けども行けども到着しません。

ものすごい山の上です。

山道に入ってから、上りのこの光景が30分以上続きます(笑)。

 

 

ようやく到着、タンカンは一箇所に生っている訳ではなく、何箇所にも別れています。

収穫直前ということで、鈴生りです。

 

 

捥ぎたてのタンカンもいただきました。

味が濃く、甘みと酸味が程よく、最高の美味しさです。

 

 

こちらは、タンカンの木の下の食べ残し。

イノシシが出て、落ちているタンカンを食べるのだそうです。

思わず、周りを見渡してしまいました。

ちなみに、自分の背の高さのものなら、木に寄りかかって捥いで食べるそうですよ。

 

 

戸田さんに、選別場に連れて行っていただきました。

こちらの場所で、収穫したタンカンの大きさや糖度などをセンサーで計測して、選別していくのだそうです。

 

 

もう使っていないそうですが、一昔前までは、こんな機械で大きさを計っていたそうです。

大変そうですね。

 

 

▼ 奄美サンファーム 〜  鯨石庵(だったはず)

 

この日はここまで。

夜は戸田さんにお誘いを受け、奄美料理を出してくれる居酒屋さんに行ってきました。

なかなか珍しいものを食べることができましたよ。

 

何と言っても、トビンニャ、和名マガキガイです。

爪のようなところを持って引き上げると中の小さな貝がスポッと取れます。

小さいのですが、これが美味しいんです。

このお店のは、汁がたっぷりバージョンでした。

 

 

エラブナの唐揚げです。

白身の魚にしては味が濃い、南国の魚って感じです。

 

 

ゴーヤチャンプル、流石の味でした。

 

 

奄美の焼酎も沢山いただき、この日は大人しくホテルに戻り、翌日に備えました。

 

 

2018年2月27日

 

 

▼ ビッグマリン奄美 〜 奄美サンファーム

 

ビッグマリン奄美の朝食はバイキング。

奄美名物の鶏飯が食べ放題、ご飯に割いた鶏肉やら錦糸卵やらを乗せ、鳥スープをかけたものですが、これ、調子に乗って沢山盛ると大変なことになります。

ご飯がスープを吸ってとんでもない量になるのです。

 

 

この日のスタートも奄美サンファームさんの畑から。

昨日と同じように、延々と山道を車で登ってようやく到着です。

 

奄美サンファームさんの愛犬、おじいちゃんのベックと元気一杯のソルも一緒。

二匹とも、タンカンが大好きで、食べちゃうんですよね。

 

 

おじいちゃんのベック、ヨタヨタ歩きます。

 

 

元気一杯のソル、タンカンを待っています。

 

 

この日は、写真撮影の合間に、タンカンの収穫を体験させていただきました。

機械でなく、一つ一つハサミで取っていくんですよね。

奄美サンファームさんの収穫量はトンの単位、これを手で取っていくって、どれほど大変な作業かよく分かります。

 

 

捥ぎたてのタンカンをジュースにしていただきました。

そのまま食べても勿論美味しいのですが、ジュースが一番美味しいかな。

味の濃さ、甘み、適度な酸味、最高でした。

 

 

奄美サンファームさんは、奄美の山頂約400mのところにあるので、南国の植物がいたるところに自然に生えていて、大迫力です。

ちょっと怖いくらい(笑)。

 

 

ガジュマルの蔦、地面に着くと、またそこから木になっていくそうです。

 

 

人がぶら下がっても、切れません。

 

 

サクラツツジです。

ピンクの花びらが可憐で素敵です。

 

 

緋寒桜です。

奄美の桜の開花予報・開花宣言は、この花が対象です。

 

 

▼ 奄美サンファーム 〜 マングローブ原生林

 

奄美サンファームを出発、南を目指します。

次は、マングローブ原生林へ。

マングローブ茶屋でカヌーを予約、すぐにカヌーに乗って出発です。

この日は、我が夫婦に一人のガイドさんという贅沢でした。

干潮だったので、奥の奥まで行けなかったのがちょっと残念。

 

初めてカヌーに乗りましたが、流れに逆らいながらオールを動かし、同時に写真戻るのはなかなか大変です。

 

 

ガイドのキクチさん、関東から奄美に魅せられて移住して来た方です。

 

 

途中でカヌーを陸につけ、キクチさんがマングロー原生林などについて説明をしてくれます。

そもそもマングローブという名の木がある訳ではなく、熱帯・亜熱帯地域の河口など、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物のことをまとめてマングローブ言うのです、とか、ミッツ・マングローブさんてマングローブの意味を知らないで芸名をつけたそうですね、とかね。

奄美の星空がいかに素敵かと言うことを、うっとりとした表情で語ってくれました。

ちなみに我々はカヌーに乗ったままです。

 

 

終盤は、だいぶ慣れましたが、腕がパンパンで、かなりの疲労でした。

カヌー漕ぎながら、一眼レフで写真なんか撮るもんじゃないですね(笑)。

 

 

▼ マングローブ茶屋 〜 マングローブ・パーク

 

キクチさんとお別れして、マングローブ茶屋の(北方面から見て)手前にあるマングローグ・パークに戻り(車で1分だけど)、昼食です。

なお、マングローグ・パークでもカヌーに乗れます。

我々は時間が合わなかったので、マングローブ茶屋に行ったので。

 

奥さんはカレー、私はマグロの漬け丼をいただきました。

団体客も含め、結構数のお客さんが食堂にいて、なかなか手の込んだものをたった二人で作っているらしい。

結構待ちましたが、応対がとても丁寧で、好感が持てます。

写真を見ると分かると思うのですが、結構な量です。

まだ先は長いので、頑張って食べました。

 

 

マングローグ・パークを出てすぐのところに、マングローブ原生林を一望できるところがあります。

誰もいない。

雄大です。

 

 

▼ マングローブ・パーク 〜 芦検公園

 

出発、今度はマテリヤの滝を目指し、南方面に。

宇検方面に右折した道の途中にある小さな公園、芦検公園に立ち寄りました。

特に何もありませんが、なかなか素敵なところでしたよ。

 

 

ここは湾になっているので波が穏やかです。

 

 

▼ 芦検公園 〜 マテリヤの滝

 

出発、途中の山々や海が素敵です。

 

 

さて、ナビの指し示す通りに進んで行ったのですが、これがなかなか大変。

とんでもない山道に導かれ、対向車が来たらお互いバックできない+10cm間違えたら谷に真っ逆さま+とんでもないぬかるみ+砂利道で、何の修行だよと思いました。

実は、逆方向から来れば何でもなかったのですが。。。

 

で、ようやく到着しました。

 

 

トコトコと降りていくと、滝の音がします。

 

 

なかなかの滝だったので、Canon EOS 6D MarkII +Canon 24-105mmF/4L IS II USMで、色々なパターンを撮りました。

勉強になるなぁ。

 

 

▼ マテリヤの滝 〜 ビッグマリン奄美

 

ビッグダディの住んでいたところが近くなので、ちょっと寄り道してから、ホテルに戻りました。

途中、最高の夕日を見ることができるポイントがあったのですが、時間が早すぎて断念、残念。

 

この日も戸田さんのお誘いでお友達(と言ってもご親戚)との会食でした。

迎えに来てくださるまで少し時間があったので、ホテルの目の前の船着場を見に行きました。

 

 

釣り人から魚を貰えるらしく、たくさんの猫たちが散歩(?)していました。